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【更新】「書店幻想」ページを更新しました。

 更新

 「書店幻想」ページを更新し、「フランチャイズ型コンビニ書店」の内容を完成させました。まだ今後も追記ができたら記しますが、ひとまずのところこれで完成です。長い道のりでした……
 また、併せて全体の見直しも行いました。読者と書店の幻を頭の中で設計し、そこに一つの「街並み」の姿を共有することが目的の(一つの)創作なのですが、その幻の書店の姿をあまりに限定してしまう図面内容は削除しました。読んでいる人自身がこの幻の書店の書店主となったとき、やや不自由かなぁ、と懸念したためです。
 ページを最後まで読むと、リンクが貼ってあり、そのリンク先は「出版流通学院」のWebサイトに繋がっています。実際に書店を開業する場合に必要な資金などが記してありますので、ご参照ください。もう一つ、この創作の目的を記すなら、それは書店文化の持続可能性への私なりの考察でもあります。この創作ページの中には、私が書店を利用するとき、実際にこんなサービスがあったら面白そうだなぁ、という話がいくつか出てきます。(あるいは「フランチャイズ型コンビニ書店」の項目自体そんな話かも知れません。)「面白そうだなぁ」と語るのは、夢を見るという意味でもそうですが、逆に言うと、まだ書店には持続可能性としてできることが残っているというアイデアを示したくもありました。

 この創作ページは、そんな差し出がましさの含まれたページでもあります。

 読まれて、いかがでしたでしょうか。街にあるということの面白さについて、読んだ人の胸に何かの幻が広がったなら、このコロナ禍にあって私としては嬉しい限りです。
 あるかも知れないし、どこにもないかも知れないこの本屋さんのページを読んでいただきありがとうございます。何とかこのコロナ禍を乗り切っていきましょう。

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「本の栞」別冊について

  これまで計画していたnoteのマガジン「本の栞」の別冊ですが、現在どのような形にするか検討を重ねています。有料配信とした場合、ホームページへのアップに関わる著作権の規定上の制約があることがわかりました。具体的には、掲載期限の上限をあらかじめ設定しなくてはならず、更新はできるものの、九人の作家全ての更新が難しい場合、課金をいただいたのに記事の一部を削除ないしは記事そのものを削除しなくてはならない可能性があることがわかりました。どのような形で別冊を執筆するか考えていますが、いま考えているのは「本の栞」出版の折に追加するという案です。(出版社さんとの打合せになるため、詳しくはまだわかりません。)当初予定より変更となってしまい、申し訳ありません。  12月15日頃、ブログを更新し、検討結果をお知らせいたします。(14日夜ブログを更新しました。12月8日の記事の修正です。 「noteに連載していた「本の栞」本編が完結しました。(2020年12月14日加筆修正)」 )  ※付記 2020年11月21日の記事 「 来年(以降)の創作活動について 」の内容を修正しました。 2020年12月2日の記事 「 私家版詩集のご予約について 」の内容を修正しました。 (下は、詩「耳ヲ澄マス水ノ輪デナイトイケナイノサ」を書いていた折の写真です。本の栞別巻の執筆風景ではありません。)

【更新】「書店幻想」ページを更新しました。

  更新  「書店幻想」ページを更新し、あらたに「フランチャイズ型コンビニ書店」の項目に「販売物」の概要説明を設けました。書いていて考えたのですが、そういえばこのコンビニ書店はどれくらいの広さの店舗なのか、あまり想定していませんでした。今のコンビニの1.5倍くらいでしょうか……  課題はイートインのスペースをどれくらいにするかと、本の品揃えをどうするかです。売れ筋を徹底的にそろえるとそれだけでスペースが埋まってしまいます。また各店の独自性を出すとなると、ある程度の量の選書棚が必要になり、そのコーナーについては客層が限定される可能性があることも想定しなくてはなりません。  また食品等、一般的なコンビニで売っている商品の量と種類をどうするかも課題です。あるいはもしかしたら一番の課題はバックヤードの広さかも知れません。何か考え始めるときりがなくなってきます。  まだまだ設計を始めたばかりですので、これから様々なアイディアを追加していきます。カウンターを介さずに注文と在庫検索両方が完結する端末とかも面白いなぁ、と思っています。クレジットカードによる支払い機能もつけて、その場で支払うか、受け取り時カウンターで支払うかを選べたり……  あたかも幻の裾野は際限なく広がっていくような気がします。

【更新】「書店幻想」ページを更新しました。

  更新  「書店幻想」ページを更新し、「アートギャラリーの設置」の項目に詳細を追加しました。幻書店にはいよいよ創作物を展示するコーナーまでできましたが、はてさて2階建てなのか、それともよほど広いのか、本の量が少なくて、棚の並べ方に工夫があるのか、幻の霞はどこまでも広範にたなびいていっています。  展示の受託期間でないときには、店主の創作物や原稿を展示するよう書きましたが、いくら見本といえ人によっては失笑しそうです。小倉信夫が店主だとして、その原稿を見たい人はいるだろうか……  しかし詳細をこう詰めてくると、立地のことも気になります。どんな所に建っているだろう……。アクセス性はいいのか、どんな町か、訪ねやすい所に建っているか、人通りにかかわらず商店などが多い立地なのか、住宅街にぽつねんとあるか、それともある程度の過疎地にあって地域をおこそうとしているのか……?  幻の霞はまだまだ広がっていきます。  もう少しで書店設計図面梗概は書き終わりそうですが、まだ先は続きそうです。