更新
「書店幻想」ページを更新し、「フランチャイズ型コンビニ書店」の内容を完成させました。まだ今後も追記ができたら記しますが、ひとまずのところこれで完成です。長い道のりでした……
また、併せて全体の見直しも行いました。読者と書店の幻を頭の中で設計し、そこに一つの「街並み」の姿を共有することが目的の(一つの)創作なのですが、その幻の書店の姿をあまりに限定してしまう図面内容は削除しました。読んでいる人自身がこの幻の書店の書店主となったとき、やや不自由かなぁ、と懸念したためです。
ページを最後まで読むと、リンクが貼ってあり、そのリンク先は「出版流通学院」のWebサイトに繋がっています。実際に書店を開業する場合に必要な資金などが記してありますので、ご参照ください。もう一つ、この創作の目的を記すなら、それは書店文化の持続可能性への私なりの考察でもあります。この創作ページの中には、私が書店を利用するとき、実際にこんなサービスがあったら面白そうだなぁ、という話がいくつか出てきます。(あるいは「フランチャイズ型コンビニ書店」の項目自体そんな話かも知れません。)「面白そうだなぁ」と語るのは、夢を見るという意味でもそうですが、逆に言うと、まだ書店には持続可能性としてできることが残っているというアイデアを示したくもありました。
この創作ページは、そんな差し出がましさの含まれたページでもあります。
読まれて、いかがでしたでしょうか。街にあるということの面白さについて、読んだ人の胸に何かの幻が広がったなら、このコロナ禍にあって私としては嬉しい限りです。
あるかも知れないし、どこにもないかも知れないこの本屋さんのページを読んでいただきありがとうございます。何とかこのコロナ禍を乗り切っていきましょう。